堂安律が語ったエクアドル戦の意義 我慢のドローも「ネガティブではない」「良い90分」
持ち味を存分に出させてもらえず課題の残るドローゲームに
日本代表は9月27日にドイツ・デュッセルドルフでエクアドルと国際親善試合を実施。カタール・ワールドカップ(W杯)に出場する相手と0-0で引き分けたなか、先発出場したMF堂安律(フライブルク)は、「ネガティブではない良い90分」と振り返った。
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アメリカ戦では後半途中からの出場となった堂安は、エクアドル戦で先発メンバー入り。4-2-3-1の右サイドハーフとして出番を得た。球際で激しく前に出て来られた影響もあり高い位置でのプレーが限られながらも、チャンスに顔を出すシーンもあった。
最大の見せ場は後半34分、途中出場のMF鎌田大地(フランクフルト)がエリア内のFW上田綺世へ当てたボールがこぼれると、ペナルティーエリア内左から左足を一閃。狙い澄ましたシュートは際どいコースへ飛ぶも、相手GKの好守に阻まれた。
敗戦は免れたものの、自身もチームも、持ち味を存分に出させてもらえず課題の残るドローゲームに。堂安は「すごく良い相手だった。W杯を想定できる相手だった」と、エクアドルとのテストマッチへの収穫を強調すると、さらにこう続けた。
「前半良い時間帯はなかったけどハーフタイムもネガティブではなく、本番もこういう試合はあるよと。常にW杯を想定しながらチーム内で声を掛けられ、チャンスもあったしネガティブではない良い90分だったと思う」
内容的に評価し難い一戦だったとはいえ、開幕まで2か月を切ったなか、歯ごたえのある相手と戦えたことに価値があったとの見解を示した。
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