香川不在のドルトムントが大失態! 昇格組のライプツィヒに敗れ金星を献上

ゲッツェ復帰も見せ場を作れず、終了間際に被弾し0-1敗戦

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは10日、敵地でRBライプツィヒと対戦。3年ぶりの復帰を果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが初出場を果たしたが、昇格組を相手に0-1で敗戦。王者バイエルン・ミュンヘンの対抗馬が、第2節で早くも黒星を喫した。

 ここまで公式戦3試合連続で先発フル出場だった香川は、日本代表戦で足首を捻挫した影響により、この試合はメンバー外。ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選ではUAE戦(1-2)、タイ戦(2-0)と2試合連続で不発に終わったため、クラブでの巻き返しを誓っていたが、今季初の欠場となった。

 香川が不在となったドルトムントでは、バイエルンから今季復帰したゲッツェが先発で起用された。しかし、ライプツィヒの粘り強い守備を崩し切ることができず。トーマス・トゥヘル監督の愛弟子であるドイツ代表FWアンドレ・シュールレも決定機を得たものの、決め切ることができなかった。

 試合は0-0のまま推移し、スコアレスドローが濃厚と見られた後半44分、ドラマが生まれた。途中出場のライプツィヒMFナビ・ケイタに決勝ゴールを決められて、ドルトムントがまさかの敗戦を喫した。

 ライプツィヒはドルトムントの8本を上回る10本のシュートを放った。ボール支配率ではドルトムントが65%と上回っているが、守ってからのカウンターという狙い通りの戦い方がはまった。ブンデス初挑戦のライプツィヒが、ジャイアントキリングで歴史的な初勝利を挙げた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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