谷口彰悟、エクアドル戦先発へ“DFリーダー”の自覚 「しっかり仕切っていくことが僕の大きな仕事」

日本代表DF谷口彰悟【写真:Getty Images】
日本代表DF谷口彰悟【写真:Getty Images】

W杯のメンバー入りや定位置争いに向けたアピールの場に

 日本代表は9月27日に国際親善試合・エクアドル戦に望むなか、日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が決意を口にした。

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「メンバーを代えるなかで、チャンスが回ってくる選手はたくさんいると思います。そのチャンスをみんなで生かしたい。個々のアピールというか、存在感を出すことは必要な試合になってくると思います。そこは個人個人でしっかり見据えつつ、ただ、ワールドカップ(W杯)を見据えた本当に大事な1試合なので、チームとしてやるべきこと、積み上げていく作業を十分に意識してやっていかないといけない試合になる。両方しっかり求めながらやっていきたい」

 谷口にとっても、W杯のメンバー入りや定位置争いに向けたアピールの場となる。個人として見せたいことについて、「相手ありきのところはありますが、どう守るのか。どうボールを奪いに行くのかは、よりしっかりコミュニケーションを取ってやれています。そこをしっかり仕切ってやっていくことが、僕の大きな仕事だと思っている。しっかり声掛けなどを含めて引っ張っていきたい。あとは自分の良さを考えた時にはビルドアップ。そういうところはどんどんやれる自信もあるので、意識してやろうと思います」と、語った。

 実際に先発を総入れ替えすることになれば、谷口がセンターバックでコンビを組むのは、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)のどちらかとなる。どちらとも実戦では、ほとんど組んだ経験がない。それでも谷口は「ここ、日本代表はそういう場所だと思っている」と言い、いい準備ができていると自信を見せた。

「普段やっていない選手といきなりやるなかで、しっかり合わせていき、お互いの良さを引き出していくことが大事になってくる。その意味では特に心配してない。常にコミュニケーションをとってやっていくのが一番だと思いますし、そこに不安要素はない。この期間、しっかりトレーニングをしながら、お互いを理解できていて、いい関係を築けていると思っているので、そういったものを出していきたい」

 23日のアメリカ戦(2-0)では、チーム全体の守備が機能して相手を無失点に抑えることに成功した。谷口が最終ラインを率いることが有力なエクアドル戦では、日本の守備は都のようなパフォーマンスを見せるだろうか。

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