強力ライバル登場で岡崎の前途に暗雲! レスター指揮官がアルジェリア代表FWの起用示唆 

スリマニの加入で不動だった岡崎の立場は…

 さらに、ラニエリ監督は今季の陣容にも手応えをつかんでいるようだ。

「今、我々は前線でともにプレーできる長身の2人を手に入れた。いい陣容が整い、チーム構築の真っ最中だ。試合を重ねるなかで、チームが機能してくると信じている」

 スリマニについては、ウジョアと同じく屈強なタイプのストライカーとして見ている。一方、日本代表FW岡崎慎司はここまでイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとの名コンビで重用されてきたが、スリマニ加入によってレギュラー争いが一層激しくなることは必至だ。

 ラニエリ監督は「彼の獲得には多くのお金がかかったが、市場自体がクレイジーだった。他の選手よりも少ないコストだと思っている。いい買い物だったよ」と語っているため、約40億円もの投資となったスリマニの積極起用も考えられる。“侍ストライカー”岡崎は、新たなライバルの出現を受けて自身の定位置を死守できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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