先発同時起用はない? セルティック、古橋とギリシャ代表FWの2トップ案にクラブOB見解

セルティックはセント・ミレンに0-2で敗戦【写真:Getty Images】
セルティックはセント・ミレンに0-2で敗戦【写真:Getty Images】

クラブOBマクアベニー氏は、両選手の同時先発起用について否定的な見解

 スコットランド1部セルティックは、9月18日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第8節セント・ミレン戦に0-2で敗れた。アンジェ・ポステコグルー監督の率いるクラブのリーグ戦における無敗記録は「38」でストップ。無得点に終わったこともあり、日本代表FW古橋亨梧とギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの2トップ起用を求める声も挙がるなか、クラブOBの元スコットランド代表FWフランク・マクアベニー氏が、見解を述べている。スコットランドメディア「Football Insider」が報じている。

 古橋とFW前田大然が前線で先発し、MF旗手怜央が途中出場となった一戦で、セルティックはセント・ミレンの堅守に苦しむ。前半43分に先制点を許すと、ハーフタイムには前田とオーストラリア代表MFアーロン・モーイがベンチに送られ、ポルトガル人FWジョタと旗手が起用される。しかし、流れは変わらず、後半8分にも追加点を許し、0-2とリードされた。

 後半12分には、さらに2人の選手交代を行い、古橋とギアクマキスが同時起用されたが、最後までセルティックは得点を挙げることができず、今季リーグ戦初黒星を喫している。

 チームで最も得点力のある古橋とギアクマキスを先発で同時起用するべきではないかという声が挙がるなか、その可能性を問われたマクアベニー氏は、「私はそうは思わない」と、ポステコグルー監督がシステムを変更することはないだろうと指摘する。

「彼には明確なプレーのやり方がある。これまでも見られたように、手も足も出ない状態で、ハーフタイムの時点で先制されていたり、2点ビハインドになっていたり、残り30分でそのような状況だったら、2人を同時起用するかもしれない。だが、私には彼が2人を先発で同時起用するとは思えない。これまでホームゲームで、同時起用できるチャンスはあったけれど、一度もしていないからね」

 今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とリーグ戦を並行して戦っているセルティック。公式戦8試合で6得点の古橋と同じく8試合で3得点を挙げているギアクマキスを、ポステコグルー監督はどのように起用していくだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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