「存在は注目に値する」 ソシエダ久保、途中出場後の決勝アシストにチーム最高タイ評価「別格の選手だった」

オモニア・ニコシア戦で決勝ゴールをアシストしたMF久保建英【写真:Getty Images】
オモニア・ニコシア戦で決勝ゴールをアシストしたMF久保建英【写真:Getty Images】

後半16分から途中出場して勝ち越し点をアシストする働き

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間9月15日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)第2節オモニア・ニコシア(ギリシャ)戦に後半16分から途中出場し、決勝ゴールをアシストする活躍で2-1の勝利に貢献した。約30分間のプレーで“別格”の存在感を示したレフティーを、地元メディアも称賛している。

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 第1節でマンチェスター・ユナイテッドを撃破したレアル・ソシエダは、ホームにギリシャのクラブを迎えた。前半30分にMFアンデル・ゲバラのゴールで先制したものの、後半27分に同点を許す一進一退の展開となった。

 しかし、試合終了まで残り10分となる同35分に試合を動かすゴールが生まれる。値千金の1点を導いたのが途中出場の久保だった。味方のパスから右サイドに抜け出した日本代表MFは、ワントラップから利き足とは反対の右足で中央へラストパス。DFの股を抜けて届いたボールをFWアレクサンデル・セルロートがダイレクトで押し込んだ。これが決勝点となり、レアル・ソシエダは2-1で勝利。EL2連勝で、グループEで首位を走っている。

 決勝アシストの久保に対し、スペインメディア「エス・デルマルケ」はほか3選手と並んでチームトップタイとなる「7点」の高評価を付け、「別格の選手だった」として絶賛している。

「出場してすぐに危険なチャンスを作り出していた。それはセルロートがモノにすることはできなかったが、ピッチ上での彼の存在は注目に値するものだった。彼はチームにスピードをもたらし、ノルウェー人選手(セルロート)の得点をアシストした」

 途中出場ながら、チームに大きな変化を与えるハイパフォーマンスを見せた久保。前節ユナイテッド戦に続いてまたも勝利に貢献する活躍となった。

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