J1週間「TOP5ゴール」はゴラッソ揃い 乾貴士の芸術弾に再脚光「文句なしの1位」

京都戦でゴールを決めたMF乾貴士【写真:Getty Images】
京都戦でゴールを決めたMF乾貴士【写真:Getty Images】

J公式SNSが8月26日、27日に行われた6試合の中から選んだ「TOP5ゴール」を公開

 Jリーグ公式ツイッターが、8月26日、27日に行われたJ1リーグ6試合の中から選んだ「TOP5ゴール」を公開。ガンバ大阪に復帰した元日本代表FW鈴木武蔵のスーパーミドル弾や、清水エスパルスに移籍したMF乾貴士の“決勝ゴラッソ”などが選出されている。

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 5位に入ったのは川崎フロンターレMF脇坂泰斗の直接フリーキック(FK)弾だ。鹿島アントラーズとの大一番で、やや左寄りの位置から狙いすましたようなシュートをゴール右に突き刺した。同日のJ2で、徳島ヴォルティスMFエウシーニョがレノファ山口戦で決めた直接FKに“類似”していると話題となった一撃でもある。

 4位にはFC東京の新助っ人FWルイス・フェリッピのJ初ゴール。今年7月にポルトガル1部スポルティングCPから期限付きで加入したフェリッピは、柏レイソルとの点の取り合いとなったゲームで後半13分から途中出場し、FWアダイウトンのロングパスに抜け出しニアサイドをぶち抜いた。そして、3位に選ばれたのは同じ試合でフェリッピへアシストしたアダイウトンのゴール。カウンターアタックから左サイドを独走して沈めた一撃となっており、スピードと能力の高さを見せつけた。

 2位にはベルギー2部ベールスホットから日本に復帰した鈴木の日本人離れのスーパーミドル弾がランクイン。アウェーの名古屋グランパス戦で後半27分から出場。1点リードして迎えた同42分、ペナルティーエリア手前左でボールを受けた鈴木は前を向くと、ゴールまで約25メートルの位置から放った強烈な一撃をお見舞い。ゴール左上に吸い込まれるゴラッソとなっている。

 そして堂々の1位に輝いたのは、7月に清水に加入した乾の京都サンガF.C.戦での決勝ゴールだ。ホームでのこの一戦で乾はスタメン出場。そして後半23分、DF立田悠悟のロングボールを起点につながった、ハーフバウンドの難しいボールを、ペナルティーエリア左からダイレクトで右足を振り抜いてゴール右上に突き刺した。勝利後のフラッシュインタビューで「まぐれです」と答えたことでも話題をさらった一撃だった。

 さまざまなゴラッソが生まれた2日間だったが、特に1位の乾のゴールは印象深かったようでファンからも「何度見ても鳥肌」「芸術の域」「流れも全て完璧」「文句なしの1位」と改めて称賛コメントが寄せられていた。

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