ゲッツェの実弟がバイエルンでCLメンバー登録 アンチェロッティ新監督の下でデビューも

“ドイツ最高の才能”と言われる次男マリオに続き、三男フェリックスの代表入りも近いか

 ドルトムントに 3年ぶりに復帰したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの実弟、DFフェリックス・ゲッツェが、今季所属するバイエルンでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージメンバーに登録された。カルロ・アンチェロッティ新体制でトップデビューする可能性も高まっている。

 天才の弟もまた天才なのか。ゲッツェ家の次男・マリオは、ペップ・グアルディオラ元監督の信頼を得られず、3年ぶりにドルトムントに復帰。慣れ親しんだ地で再起を図るが、ドルトムント下部組織出身の実弟・フェリックスも、2014年にドルトムントからバイエルンに移籍。兄マリオが復帰後の現在もバイエルンUー19でプレー。そして、バイエルンのCL登録メンバー33人入りを果たした。

 フェリックスは1998年2月11日生まれの18歳。CLグループリーグの登録規約は「最大25人、地元育成選手8枠、GK2人以上」となっており、自国育成選手が8人以下の場合は下回る分だけ最大登録選手数が減らされる。その25枠分がいわゆる“Aリスト”だ。

 一方、フェリックスが登録された“Bリスト”の規約は、「1995年1月1日以降に生まれ、当該クラブに15歳の誕生日から中断期間なしで2年以上在籍している選手」。21歳のアメリカ代表FWジュリアン・グリーンら3人とともにBリスト入りを果たした。

 ドイツ最高の才能と呼ばれた兄とは異なる道を歩んだフェリックスだが、ドイツを代表する名手になれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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