UAE戦黒星発進でロシアW杯出場暗雲にも本田豪語 「終わってみれば、たかが一敗」

敵地タイ戦前に強気一辺倒の発言

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)は、ワールドカップアジア最終予選初戦で1-2と敗戦したUAE戦を振り返り、「終わってみれば、たかが1敗」と豪語。2018年ロシア大会出場に強気一辺倒の姿勢を示している。

 3日にタイ・バンコク入りした日本代表は、夕方から軽い調整メニューを行った。6日の同予選タイ戦へ向けて準備を進めている。埼玉スタジアムで行われた初戦UAE戦では前半11分にヘディングで先制点を決めたが、ハリルジャパンで守備面での脆弱性が露見し、逆転負けを喫した。

「もう全部勝ちにいくつもりでやるしかない。プレッシャーは初めからあるんで。今までこれ以上のプレッシャーも経験してきてるし、正面からこのプレッシャーと向き合っていきたいと思ってます」

 何とか不動心を示している本田だが、過去のデータ上、日本代表が最終予選の初戦で勝利を逃した際には、1度も本大会出場を果たせていない。ネガティブなデータを気にする必要はないという。

「まあ危機感としてはあります。ただ、それをどうこう言っても、僕ら前に進まないといけないんで。じゃあゼロパーセントなんで、もう大会棄権しますってわけにはいかないでしょ。あと9試合はやるんで。やるからには勝ちたいと。あと出ないといけないという使命はすごく感じてます」

 2014年ブラジルワールドカップまで「ワールドカップ優勝」を合言葉に公言していた本田だが、ロシア大会出場への切羽詰まった雰囲気を漂わせながらも、不安な心を打ち消すような強気な一言が飛び出した。

「まあ、そんな苦しいとは思ってないですけどね、終わってみれば、たかが1敗でしょう」

 国際大会でUAEに2連敗を喫した日本はアジアでの覇権を失っている。だが、ワールドカップ出場権の喪失はありえないとばかりに、本田は豪語していた。

 

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