“36億円の男”ムヒタリアンが代表戦で負傷 マンチェスター・ダービーは欠場濃厚に

チェコ戦で相手と激しく正面衝突。ピッチにうずくまり、そのまま途中交代

 今夏、ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに加入したアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが8月31日(現地)、チェコ代表との国際親善試合で負傷し、途中交代した。代表ウィーク明けの9月11日に迫るマンチェスター・シティとのダービーマッチは、欠場となる可能性もある。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ムヒタリアンは、アルメニア代表のキャプテンとしてチェコ戦に出場。しかし前半28分、スピードに乗ったドリブルを仕掛けた際、チェコ代表DFマレク・スヒーと激しく正面衝突。ピッチにうずくまったムヒタリアンは膝を負傷した模様で、そのままピッチを後にした。

 この負傷により、11日に予定される本拠地オールド・トラッフォードでのマンチェスター・ダービーは出場が難しいとされる。今夏、移籍金2630万ポンド(約36億円)でドルトムントから獲得した期待の新戦力が、今季最初の大一番で無念の欠場となる見込みだ。

 一方の宿敵シティも、エースのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが、前節ウェストハム戦でDFウィンストン・リードに肘打ちを見舞ったとして、FAから3試合の出場停止処分を科されている。両チームとも、ワールドクラスのタレントを欠いたままビッグゲームに臨むことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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