バルサ戦の”伝説ボレー”も選出! 去就注目の乾貴士、スペイン時代の“トップ10ゴール”に再脚光「化けもん」
乾がスペイン時代に決めた厳選10ゴールをリーガ公式が紹介
セレッソ大阪を契約解除となった元日本代表MF乾貴士は、6月15日からJ2ファジアーノ岡山の練習に合流し、汗を流す姿が連日公開された。今後の去就に注目が集まるなか、過去にプレーしたスペインのリーガ・エスパニョーラ公式YouTubeチャンネルが、乾の「トップ10 ゴール」を紹介し、脚光を当てている。
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乾は2011年夏、C大阪からドイツへ移籍。ボーフム、フランクフルトを経て、15年夏に憧れだったスペイン1部のリーガ・エスパニョーラでのプレーを勝ち取った。エイバル、ベティス、アラベスと所属し、2020-21シーズン限りで2部に降格したエイバルを退団。約6年間プレーしたスペインを離れ、2021年夏に10年ぶりに古巣のC大阪へ復帰した。
しかし今年4月5日に行われたJ1ーグ第7節柏レイソル戦(0-1)で後半途中に交代を命じられた際、暴言を吐くなど不服な態度を示したとされ、その後、クラブより規律・秩序を乱す行動が確認されたと発表。公式戦6試合への出場停止処分を科された。処分後も乾はC大阪の練習場に姿を現すことはなく、6月9日に双方合意のもと契約解除が発表されている。
岡山でトレーニングを積みながら、所属クラブ未定となっている乾。そんななか、リーガ公式YouTubeチャンネルが「乾貴士のトップ10 ゴール」と題してスペイン時代の厳選した10ゴールを順位付けして紹介した。
GKのタイミングをずらして決めた技あり弾や、クロスに合わせ蹴り込んだ豪快なゴールなどが収められており、2位にはエイバル時代の2016-17シーズン最終節のバルセロナ戦で決めたダイレクトボレーもランクインしている。
バルセロナ戦のゴールを抑え、見事1位に選ばれたのは、同じくエイバル時代の2015-16シーズン、19節エスパニョール戦で決めた一撃だ。左サイドでボールを持った乾はスピードを上げてペナルティーエリア手前まで運ぶと、カットインで一気に敵を剥がしてそのまま右足一閃。綺麗な弧を描いたボールはゴール右上に吸い込まれた。
ファンからは「公式に取り上げられて凄いな」「まだまだがんばってほしい」「オレジャナと乾のコンビ好きやったな」「化けもん」「トッププレイヤー」「またスペインに戻って来て!」と乾のプレーを称賛、熱望する声が挙がっている。
長年スペインの地で活躍し、名声を挙げてきた乾。リーガ公式も一目置く日本のドリブラーは、次はどこでプレーすることになるだろうか。