EUROで不満分子となったカシージャス 新生スペイン代表にコーチとして入閣か

ポルトで指導を受けたロペテギ監督と会談 就任を要請か

 ポルトのスペイン代表GKイケル・カシージャスが、フレン・ロペテギ新監督が就任したスペイン代表にアシスタントコーチとして入閣する可能性が浮上している。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

 カシージャスはベスト16でイタリアに敗退し、3連覇を逃した欧州選手権フランス大会で、レギュラーの座をマンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアに奪われた。ビセンテ・デル・ボスケ前監督は、カシージャスが監督やコーチングスタッフに敵意をむき出しにし、無視していた事実を地元メディアに暴露すると、スペインでは大きな問題となっていた。

 ロペテギ監督はスペイン代表を率いる前には、ポルトでカシージャスを指導していた。2人はすでにポルトで会談を持ち、カシージャスのアシスタントコーチ就任の可能性について話し合ったという。

 レアル・マドリード時代は“聖イケル”と呼ばれた守護神だが、近年は監督とのトラブルなどが話題になっている。無敵艦隊の正GKの座はデ・ヘアに移った。新時代のスペイン代表で、カシージャスはロペテギ監督の補佐役を務めることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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