セルティック日本人コンビに現地称賛 1ゴール1アシストの古橋「冷静さの化身」、躍動の旗手「真のビジョン示した」

セルティックMF旗手怜央とFW古橋享梧【写真:Getty Images】
セルティックMF旗手怜央とFW古橋享梧【写真:Getty Images】

ラピッド・ウィーンとのプレシーズンマッチ、日本人4選手が出場

 スコットランド1部セルティックは、現地時間7月9日のプレシーズンマッチでオーストリア1部ラピッド・ウィーンと対戦(3-3)。セルティックの日本人4選手が出場し、1ゴール1アシストの日本代表FW古橋亨梧、MF旗手怜央が現地メディアからチーム最高点を与えられている。

 試合は旗手とFW前田大然がスタメン出場し、前半9分にセルティックが先制した一方、同29分に被弾。1-1で迎えた後半頭から古橋、MF井手口陽介が出場すると、同11分に右サイドを抜け出した古橋の絶妙クロスからMFデイヴィッド・ターンブルが流し込んで2-1と勝ち越した。

 後半17分に再び同点に追い付かれたなか、直後の同20分に左サイドからエリア内でパスを受けた古橋が華麗なターンを披露し、相手を巧みにいなしてシュートを流し込んだ。3-2と再び勝ち越したセルティックだったが、終了間際に被弾して3-3のドローに終わっている。

 セルティック専門メディア「The Celtic Way」は出場選手を10点満点で採点。前田に「7」、井手口に「5」を与えた一方、旗手と古橋をチーム最高の「8」としている。

 旗手については「いくつかのパスでは真のビジョンを示した。また、ピッチを走り回る姿も印象的だった。常に安定しており、ポゼッションしている時はいつでもクオリティーがにじみ出ていた」と評した。

 また1ゴール1アシストと出色のパフォーマンスを見せた古橋については、「浮き球のパスを受けるスペースへの素晴らしい走りから正確なクロスを送り、ターンブルが巧みに仕留めた。アタッカーは冷静さの化身で、ボールをゴールに流し込んでセルティックに再びリードをもたらした。非常にシャープに見えた」と称えている。

 旗手や古橋がプレシーズンに早くも存在感を放っており、現地でも高い評価を得ているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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