バルサ、マンU狙うMFデ・ヨングを全力“慰留”へ「売るつもりはない」 会長が明言「彼は残留を望んでいる」

バルセロナMFデ・ヨング【写真:Getty Images】
バルセロナMFデ・ヨング【写真:Getty Images】

マンUは今夏の補強としてデ・ヨングの獲得に動く

 マンチェスター・ユナイテッドは今夏の目玉補強としてオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得に動いているが、バルセロナが放出する気が全くないようだ。同クラブのジョアン・ラポルタ会長が「彼を売るつもりはない」と主張していると英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 昨シーズン、プレミアリーグで6位に終わったユナイテッド。トップ4返り咲き、そしてタイトル奪取に向けて戦力の上積みは不可欠だが、7月を迎えた時点で新戦力は未だゼロだ。

 そのなかでトップターゲットとして名前が挙がっているのがバルセロナのオランダ代表MFデ・ヨングだ。ボーナス込みの総額8500万ユーロ(約120億円)で合意間近との報道も出ていたが、バルセロナのラポルタ会長がデ・ヨングの去就に関して注目の発言を行ったようだ。

「彼を欲しがっているクラブはユナイテッドだけではない。だが、我々は彼を売るつもりはないし、彼は残留を望んでいる。フレンキーは世界中のあらゆる専門家から世界最高のMFの1人と考えられているほどの選手。彼がいてくれて我々はハッピーだ」

 ラポルタ会長はデ・ヨングを“非売品”と定め、放出を断固拒否する構えのようだ。バルサは深刻な財政難を抱えるだけに、今夏の選手放出はやむなしとも見られているが、会長は「フレンキーがここに残れるようにできることは全てやるつもりだ」と司令塔の慰留に力を注ぐと語った。

 補強が遅々として進まないチームの現状に不満を持ったFWクリスティアーノ・ロナウドがユナイテッドからの退団を希望していると伝えられている。“赤い悪魔”はラポルタ会長によるブロックでさらに頭を悩ますことになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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