「魔法の左足」 中村俊輔の欧州CL“伝説のFK”弾、名門ユナイテッド戦の衝撃2発に「いつ見てもすげー」と反響

セルティック時代の中村俊輔【写真:Getty Images】
セルティック時代の中村俊輔【写真:Getty Images】

44歳の誕生日を迎えたなか、CK伝説のFKに再脚光

 横浜FCの元日本代表MF中村俊輔が6月24日に44歳の誕生日を迎えたなか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式SNSが「魔法の左足」として、2006-07シーズンのCLで決めた伝説のFK2発に再脚光を当てている。

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 中村は2002年に横浜F・マリノスからイタリア1部レッジーナへ移籍。05年夏にスコットランド1部セルティックと契約した。在籍4年でリーグ優勝3回、06-07シーズンには年間MVPに輝くなどセンセーショナルなプレーでファンを沸かせ、今でも称賛される選手の1人だ。

 そんな中村が44歳の誕生日を迎え、CL公式ツイッター日本語版は「魔法の左足 44歳の誕生日おめでとう、日本のレジェンド #中村俊輔!」と綴り、名門マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた2本の芸術FK弾に再脚光を当てている。

 まずはグループステージ、敵地オールド・トラッフォードでの第1節(2-3)で決めた一撃だ。この試合がCLデビュー戦だった中村は、1-2で迎えた前半43分に輝きを放つ。ゴール正面やや右、約20メートルの絶好の位置で得たFKのチャンス。キッカーを務めた中村は左足を振り抜くと、美しい放物線を描いたボールは壁の上を越えてゴール右隅へ。名手として知られた元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サールが一歩も動けない完璧な直接FK弾は、各国メディアの度肝を抜くものだった。

 さらに、ホームで行われた第5節(1-0)でも、再び“赤い悪魔”に華麗な一撃を浴びせる。0-0で迎えた後半36分、セルティックがゴールから約30メートルの位置でFKを獲得。中村のキックは壁の上を越えて急激に落ち、GKファン・デル・サールも防げない衝撃FKを叩き込んだ。ホームでの一撃が決勝点となり、セルティックは現行方式で初のグループステージ突破を果たし、中村は日本人選手として初めてCL決勝トーナメント進出を果たすなど、まさに伝説の人となった。

 ファンからは「ファンデルサール相手にこのゴールは当時まじで感動した」「定期的に見たくなるゴール」「名キーパー、ファン・デル・サールも真っ青なゴール」「これはヤバすぎる」「伝説が生まれた日」「神足だね」「いつ見てもすげーな」「今の代表に欲しい存在」「ファンデルサールが触れないのはエグい!」「いつ見ても鳥肌立つな」と多くの反響が寄せられ、44歳の今なお健在の中村が放った伝説の2発に、ファンの目が釘付けになっていた。

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