スペインの勝負強さを見せてチェコに2-0の勝利

　11月のカタール・ワールドカップ（W杯）で日本と対戦するスペインが、現地時間6月12日の欧州ネーションズリーグ第4節でチェコと対戦。2-0で勝利を収めたなか、10番を背負うFWマルコ・アセンシオ（レアル・マドリード）の華麗なトラップが反響を呼んでいる。

　試合は前半24分、スペインがアセンシオのゴール前のパスからMFカルロス・ソレール（バレンシア）が決めて先制。後半30分にはMFガビ（FCバルセロナ）の華麗なドリブル突破が起点となり、最後はFWフェラン・トーレス（FCバルセロナ）のクロスにアセンシオと交代でピッチに立ったMFパブロ・サラビア（スポルティングCP）が詰めてリードを広げ、スペインが2-0で勝ち点3を手にした。

　注目を集めたのは前半27分のチャンスシーン。最終ラインからの大きなフィードが右サイドのアセンシオへ。アセンシオは左足のアウトサイドで落ち着いて3度空中でタッチしてタメを作り、一度ボールを落ち着かせて絶妙なタイミングで裏へ抜け出したC・ソレールにパスを通した。

　残念ながら得点には至らなかったが、このプレーがスポーツチャンネル「DAZN」で試合ハイライト映像の中で公開されると、ファンからは「リフティングしながら時間溜めるのお洒落すぎ」「トラップからパスまでの溜めの作り方うますぎる」「いちいち上手いな」「見てて気持ちいい」「パスも完璧」と称賛の声が挙がっている。