柏10番マテウス・サヴィオ、「J1月間ベストゴール」を自己解説 圧巻弾の“一瞬”に隠された感覚の世界「ベストの選択ができた」

ゴール時はチームも勝利継続、「レイソルは、今、進化している最中」と手応え

――今シーズン、ここまで全試合にスタメン出場して、5得点3アシストを記録しています。好調の要因は何でしょうか?

「私、一人だけではなく、チーム全体が好調です。みんなが一丸になって戦えていることが一番大事だと思います。我々レイソルは、今、進化している最中だと思うので、今後も継続して成長できるように努力したい。前期が終わるまで、あと1試合あります。その1試合も良い状態で戦い、自分たちの今の歩みを続けられるように頑張って、最終的に自分たちのサポーターに喜びを与えてあげたいです」

――マテウス・サヴィオ選手が点を取ったすべての試合でチームは今季勝利していますね。

「私は、点を取っても試合に負けたら意味がないと思っています。勝利が一番大事であり、誰が点を取ってもいい。勝つことができれば、私だけでなく、チーム全員が喜べます。チームが勝つために、点を取っていきたいと思っています」

――今シーズン、チームを勝たせる活躍を見せていますが、加入後は途中出場も多くありました。ご自身のなかで、柏に所属しているなかで成長を感じられているのでしょうか。

「2019年途中に加入した時は、リーグ戦も途中の難しい状況で、日本のサッカーに順応しなければいけませんでした。それでも、J2優勝、J1昇格に、しっかりと貢献できたところもあったと思います。その翌シーズンからは、新型コロナウイルスによって、世の中が大きく変わり、私自身も2度、大きな負傷をして、手術もしました。なかなかチームで練習ができませんでしたが、昨年途中から復帰して、そこからは継続的に試合に出られるようになっていきました。昨年はあまり良いシーズンにはなりませんでしたが、今年はチームメイトとともにキャンプから良い準備ができたことが、今につながっていると思います」

――今シーズンからは背番号も10になりましたが、これは何かプレーに影響ありますか?

「私自身は、あまり背番号を重要視していません。重要なのは、胸に付けているクラブのエンブレムです。どこに所属していても、そのチームのために戦わないといけません。戦うことで、チームメイトのためにもなりますし、サポーターの喜びにもつながります。何が一番大事かというと、付ける背番号ではなく、日常の努力です。もともと『今シーズンは絶対に有意義なシーズンにする』と思っていましたし、その自信もあったので、背番号の変更でモチベーションが変わることもありませんでした」

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