「PSGとともにいる」 ネイマール、残留希望を自ら明かす ムバッペの決断には「とても嬉しい」
ムバッペの契約延長については、発表の前日に知ったことを明かす
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、2021-22シーズン限りで契約が満了を迎えたフランス代表FWキリアン・ムバッペと3シーズンの契約延長を結んだ。その一方で、クラブはブラジル代表FWネイマールを放出する可能性があると報じられているが、ブラジル代表の10番は、フランスの首都クラブに残留する考えを語っている。英紙「メトロ」が報じている。
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レアル・マドリードへの移籍が確実視されていたムバッペだが、急転直下でPSGに残留することとなった。一部には、ムバッペに全権が委ねられたと報じられており、すでにスポーツダイレクターを務めていた元ブラジル代表MFレオナルド氏は解任された。今後、ムバッペとの関係が良くないとされるネイマールの放出を希望しているとも言われていた。
PSGは2017年にバルセロナに2億2000万ユーロ(約303億円)の移籍金を支払い、ネイマールを獲得。これまでネイマールはPSGで通算144試合に出場して100得点60アシストを記録している。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を悲願に掲げているPSGだが、クラブに留まるのかと問われたネイマールは、「僕にはPSGとの契約が残っている。他に可能な選択肢はない。PSGとともにいる」と、あと3シーズン残っている自身の契約を全うする考えを示した。
また、ムバッペとPSGの残留交渉については、「最後の瞬間まで、ほとんど気にしていなかった。僕が契約延長を知ったのは、発表の1日前だったよ」と言い、「キリアンが残留を決断してくれて、とても嬉しい。PSGのプロジェクトは、彼のキャリアに必要なものだと思う。彼にとってCL優勝を、母国で生まれた町のクラブで目指せるという点でも、残留はよかったと思う。キリアンのような選手がいることは、常に重要なんだ」と、自身の考えを語っている。
2022-23シーズンのプレシーズンには、日本にも来日するPSG。ネイマールとムバッペの両雄は、2021-22シーズン以上に息の合ったパフォーマンスを見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)