セルティック、現地メディア選出のシーズンMVPは? 20得点5アシストの古橋亨梧は「近いところにいた」
古橋亨梧は負傷の影響で選ばれず
2021-22シーズンのスコットランド・プレミアリーグは、セルティックの2季ぶりの優勝という結果で幕を閉じた。英衛星放送「BBC」スコットランド版は、シーズンを通して記者がマン・オブ・ザ・マッチを選出し、ファン投票を行ってきた。その結果をもとに各クラブのシーズンMVPを発表している。
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横浜F・マリノスから引き抜かれる形で、セルティックの指揮を執ることとなったアンジェ・ポステコグルー監督は、夏の移籍市場でヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧を獲得。その古橋の活躍を受け、冬の移籍市場では横浜FMからFW前田大然、ガンバ大阪からMF井手口陽介、川崎フロンターレからDF旗手怜央の3選手をさらに加えた。
それぞれのスタッツを見ると、古橋は公式戦33試合で20得点5アシスト、リーグ戦に絞ると20試合出場12得点2アシストを記録。前田は、公式戦22試合で8得点5アシスト、リーグ戦では16試合6得点5アシスト。井手口は、公式戦6試合に出場、リーグ戦は3試合に出場。そして、旗手は公式戦21試合に出場して4得点3アシスト、リーグ戦は17試合で4得点3アシストを記録している。
日本人選手たちの貢献もあり、2シーズンぶりにリーグ優勝を成し遂げたセルティックだが、シーズンMVPに選出されたのは、ベンフィカからレンタル移籍で加入していたポルトガル人MFジョタだった。ジョタは公式戦40試合に出場して13得点14アシストを記録。リーグ戦では、29試合に出場して10得点11アシストという数字を残した。
記事では、「リーグ優勝とリーグカップ優勝のダブルに貢献した23歳のウイングは、記者の採点とファン投票の両方でトップに選出された。買い取りオプションがあるもののポルトガルのビッグクラブに対して、考慮すべき移籍金があり、来シーズンもクラブに残っているかは不透明だ」と、寸評をつけている。
また、シーズン序盤から活躍を見せた古橋も、MVPに近かったとされ、「日本人のスターである古橋亨梧も近いところにいたが、負傷の問題が努力を隠すこととなった」と、シーズン中の長期離脱が響いたことが記されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)