レアル退団確実のベイル、“逆オファー”も撃沈判明 「補強に考えている選手ではない」

レアルのウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:AP】
レアルのウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:AP】

今季いっぱいでレアルとの契約が満了、同じマドリードのアトレティコに加入持ちかけ

 ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、今シーズン限りでレアル・マドリードとの契約が満了を迎える。レアル退団が確実となっているなか、マドリードで生活を続けるために、アトレティコ・マドリードに逆オファーをしていたようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 2013年にイングランド1部トッテナムからレアルに加入したベイルは、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、多くのタイトル獲得に貢献した。しかし、近年は負傷も多く、ピッチ外での行動も問題視されて、レアルのファンからは冷遇されている。

 レアル残留の可能性が低下しているなか、ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏が、同じマドリードに本拠地を置くアトレティコに、ベイルの加入を逆オファーしたようだ。記事では、ベイルがトッテナムにレンタル移籍していた時にも、家族はマドリードに残って生活をしていたことを紹介し、「選手はスペインの首都での生活を続けたがっている」と、逆オファーの理由を挙げている。

 今夏でレアルとの契約が満了を迎えるベイルは、移籍金ゼロで獲得が可能だ。2020年夏の移籍市場では、バルセロナを退団したウルグアイ代表FWルイス・スアレスを移籍金ゼロで獲得したアトレティコだが、「オファーに感謝しつつも、ウェールズ人は、彼らが来シーズンに向けた補強に考えている選手ではない」と、すでに断りを入れたという。

 ウェールズ代表では、今も絶対的なエースとして活躍を続けているように、コンディションが整えば、今も驚異の力を見せるベイル。記事では、ウェールズ代表がカタール・ワールドカップへの出場権を逃せば現役引退の可能性も報じられているが、新シーズンに向けて、ベイルの獲得に動くクラブはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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