唾吐き行為で6試合出場停止・天皇杯出場停止のA・ロペスが謝罪声明 「今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」

横浜FMのアンデルソン ロペス【写真:小林 靖】
横浜FMのアンデルソン ロペス【写真:小林 靖】

Jリーグ規律委員会に加え、クラブ独自にも処分が決定

 Jリーグは5月24日、J1リーグ第14節のアビスパ福岡対横浜F・マリノスの一戦で一発退場となった横浜FMのブラジル人FWアンデルソン・ロペスの処分を発表し、6試合の出場停止と罰金60万円とした。A・ロペスは「今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」と、コメントを発表している。

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 A・ロペスは1点ビハインドで迎えた後半32分、マークにつく福岡DF宮大樹に背中を押され、振り返って、プレーを続ける宮の顔へ唾を吐きかけた。

 その直後にプレーが切れて選手交代が行われた際、両チームの選手たちが入り乱れる形に。主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)からの進言を受け、オンフィールドレビューで映像をチェックする決断を下した。

 VARはA・ロペスが唾を吐いた映像を見逃さず、主審に報告。見過ごされる可能性もあった行為は「唾吐き」と判定され、一発退場処分となった。

 JリーグはJリーグ規律委員会の処分として、J1リーグ計6試合の出場停止および罰金60万円と発表。また、クラブ独自の処分として、出場停止期間中に開催される天皇杯を出場停止になったという。

 Jリーグは「今回の行為は、いかなる理由があっても許されるものではありません。すべてのサッカーファンならびに関係者の皆さまへお詫びし、再発防止に向けて選手への指導をしてまいります」と声明を発表。A・ロペスも「私の行為について、スタジアムに来場いただいた皆さま、ファン・サポーターの皆さま、サッカーに関わるすべての皆さまに心からお詫び申し上げます。今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」とコメントしている。

【Jリーグ規律委員会の処分内容】
6試合の出場停止・罰金60万円

【出場停止試合】
5月25日(水) J1リーグ第15節・京都サンガF.C.戦
5月29日(日) J1リーグ第16節・ジュビロ磐田戦
6月18日(土) J1リーグ第17節・ガンバ大阪戦
6月25日(土) J1リーグ第18節・柏レイソル戦
7月2日(土) J1リーグ第19節・清水エスパルス戦
7月6日(水) J1リーグ第20節・サンフレッチェ広島戦

【クラブ独自の処分内容】
出場停止期間中に開催される天皇杯の出場停止

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