「僕が正直マイナスと思っていた」 神戸・三木谷会長が“続投宣言”、クラブハウスで涙「もう一回一生懸命やろう」

神戸の三木谷浩史代表取締役会長【写真:Getty Images】
神戸の三木谷浩史代表取締役会長【写真:Getty Images】

最下位に転落したチーム状況を受け、クラブハウス訪問

 J1ヴィッセル神戸の三木谷浩史代表取締役会長が、自身の公式ツイッターを更新。クラブハウスを訪れた動画を添え、「もう1回、一生懸命にやろうと思いました」と会長職続投を明言し、「神戸のサッカースタイルは一致団結」とも綴っている。

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 今季シーズン開幕から不振に喘ぐ神戸は、5月21日のJ1リーグ第14節湘南ベルマーレ戦を1-2で落とし、リーグ最下位へ転落。試合後、楽天グループの無料通話アプリ「Viber(バイバー)」に進退に関わるコメントを残したことが話題となっていたなか、自身のツイッターを更新し、23日にクラブハウスを訪れた際の動画を公開している。

 同日に羽田空港から神戸へ向かった様子から始まる動画では三木谷会長自らミーティングに出席し、選手の前でコメント。「チームが厳しい状況なので話をさせてもらったほうがいいかなと思い集まってもらいました。本当にここまで厳しい状況になっています」と話すと、クラブ創設からの話に触れながら、「楽天の歴史」と題された映像を流す場面も収められていた。

 その後「1分間だけ自分のサッカー人生を思い出してください」と話すと、こみ上げる思いがあったのか涙を手で拭った三木谷会長。「中途半端に僕がこのクラブに関わっていることが正直マイナスなのかなと思っていたのですが」と話す場面もあったなかで、「ファンの方からいろいろな言葉をいただいてもう一回一生懸命やろうと思いました。時間はなかなかないのですがその思いで来ました」と、会長職の続投を明言している。

 この投稿からさらに1時間後には、「神戸のサッカースタイルは一致団結」とも綴っており、最下位からの巻き返しへ意欲を覗かせていた。

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