横浜FMのアンデルソン・ロペスが6試合出場停止と罰金60万円 Jリーグが相手選手に唾吐き行為の処分発表

横浜FMのアンデルソン ロペス【写真:小林 靖】
横浜FMのアンデルソン ロペス【写真:小林 靖】

5月21日の福岡戦で相手DF宮大樹に背中を押され、顔に唾を吐きかけて一発退場

 Jリーグは5月24日、J1リーグ第14節のアビスパ福岡対横浜F・マリノスの一戦で一発退場となった横浜FMのブラジル人FWアンデルソン・ロペスの処分を発表し、6試合の出場停止と罰金60万円とした。

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 A・ロペスは1点ビハインドで迎えた後半32分、マークにつく福岡DF宮大樹に背中を押され、振り返って、プレーを続ける宮の顔へ唾を吐きかけた。

 その直後にプレーが切れて選手交代が行われた際、両チームの選手たちが入り乱れる形に。主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)からの進言を受け、オンフィールドレビューで映像をチェックする決断を下した。

 VARはA・ロペスが唾を吐いた映像を見逃さず、主審に報告。見過ごされる可能性もあった行為は「唾吐き」と判定され、一発退場処分となった。

 国際サッカー連盟(FIFA)の懲罰規定に則った日本サッカー協会(JFA)の定める懲罰規定の「競技規則と懲罰基準」では、「人をかむ、又は人に唾を吐く」行為のうち、「選手などに対して唾を吐きかける行為」は1回目は「最低6試合の出場停止及び罰金」と記されており、その処分が注目を集めていた。

 処分理由について、Jリーグ側は「ボールとは関係の無いところで、相手競技者の胸付近につばを吐いたとして、主審より退場を命じられた。Jリーグ規律委員会にて、同行為について映像等を用いて検証し、事実関係を確認した結果、主審の判断と同様に、同選手が相手競技者の胸付近につばを吐きかけたものであると認定した。上記より、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は、「選手等に対してつばを吐きかける行為」に該当すると判断、6試合の出場停止および罰金(60万円)処分とする」と発表している。

【処分内容】
6試合の出場停止・罰金60万円

【出場停止試合】
5月25日(水) J1リーグ第15節・京都サンガF.C.戦
5月29日(日) J1リーグ第16節・ジュビロ磐田戦
6月18日(土) J1リーグ第17節・ガンバ大阪戦
6月25日(土) J1リーグ第18節・柏レイソル戦
7月2日(土) J1リーグ第19節・清水エスパルス戦
7月6日(水) J1リーグ第20節・サンフレッチェ広島戦

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