森保監督、大迫勇也“選外”の理由を説明「コンディション的に100%ではない」 “代役”奮起を期待「チーム力を上げるチャンス」

日本代表落選となったFW大迫勇也【写真:高橋 学】
日本代表落選となったFW大迫勇也【写真:高橋 学】

大迫勇也がメンバー選外となった

 日本サッカー協会(JFA)は5月20日、6月のキリンチャレンジカップ、キリンカップの4連戦(2日パラグアイ戦/札幌、6日ブラジル戦/国立、10日ガーナ戦/ノエスタ、14日チリまたはチュニジア戦/パナスタ)に臨むメンバーを発表した。そのなかで、森保ジャパンの絶対的エースとして支えてきたFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が選外となった。

 11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向け、日本は6月に計4試合の強化試合を実施。本大会に向けたメンバー選考にも重要な4連戦となる。そのなかで、これまで森保ジャパンの中心として支えてきた大迫は選外。5月18日に行われた直近のJ1リーグ川崎フロンターレ戦でもメンバー外だった。

 森保一監督は大迫の状態について「詳しい情報は入手していないが、コンディション的に100%ではないと聞いている」と説明。また、Jリーグへ復帰後、状態が上がっていないことから「恐らく自分の体調的には痛みを抱えながら100%でないところをチーム状況を見て、何とかチームのために貢献しようとかなり無理をして試合に出ている状況だと思う。漢気は素晴らしいと思うが、その反面コンディションが100%になっていない」と、分析した。

 大迫の代わりの1トップは長らく議論されてきた。FW浅野拓磨やFW上田綺世、FW前田大然、FW古橋亨梧らが1トップ候補になるなかで「大迫抜きで戦った時にチームとしては色々な選手にチャンスがあり、チームの伸びしろを増やす、チーム力を上げるチャンスとも言える」と、“代役”の飛躍を願った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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