「どのチームもスペースを空けてしまう。それを利用するには正しいポジショニング」

　横浜がリードしたチームとしては不思議なほど背後にスペースを作るゲーム運びをした面があるにせよ、ユンカーは「どのチームもどこかにスペースを空けてしまうもの。それを利用するには正しいポジショニングが必要。後半はマリノスの弱点をうまく利用できたと思う。それが前半と後半の違いの1つだった」と冷静に振り返った。

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　浦和としては劇的な展開の試合になったが、これで6試合連続引き分けと勝ち切れていないのも事実。全チームが13試合を消化した時点で、浦和は勝ち点13の15位と低迷している。その観点からは喜んでばかりもいられない結果だったのも事実だろう。

　一方で、3試合連続のスコアレスドローという閉塞感は打破した。中2日で迎える21日の2位につける鹿島アントラーズ戦に浦和がどのような姿を見せるのかで、この試合の価値も変わってくると言えそうだ。