「ミナミノはよくやった」 リバプール南野の“貢献”に脚光、クラブOB「メダルに値する」と評価
FA杯優勝の経験を持つ元アイルランド代表FWジョン・オルドリッジ氏が南野に言及
イングランド1部リバプールは、現地時間5月14日に行われたFAカップ決勝でPK戦の末にチェルシーを下し、2006年以来、通算8回目の優勝を果たした。日本代表MF南野拓実はベンチ外だったが、クラブOBが「言及に値する選手」として日本人アタッカーの名前を挙げている。
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今季の南野は公式戦23試合に出場し、9得点(1アシスト)をマーク。そのうち、リーグカップで4得点、FAカップで3得点とどちらの大会でもチーム最多得点を記録している。しかし、いずれも決勝戦では出番なしに終わるなど不完全燃焼の印象は否めない。
そうしたなかで、1987~89年にリバプールに所属し、FAカップ優勝の経験も持つ元アイルランド代表FWジョン・オルドリッジ氏が英地元紙「リバプール・エコー」のコラムで、フランス人DFイブラヒマ・コナテと南野について言及した。
2人が扱われたのは、「言及に値する2人のプレーヤー」という項目。「コナテはまだ22歳。これから良くなっていく一方で、モンスターだ。敏捷性とクイックネスがあり、間違いなく素晴らしい選手だ」とコナテのポテンシャルを評価しつつ、南野についても触れている。
「タクミ・ミナミノも言及に値する。彼がいなければ、リバプールはFAカップにたどり着けなかっただろうし、彼は(優勝)メダルに値する。決勝戦には出場しなかったが、シーズン終了後に残留するか新天地を求めるかにかかわらず、彼はリバプールのためによくやっている」
今季は熾烈なポジション争いでライバルたちに遅れを取る格好になったものの、南野がタイトル獲得に大きく貢献していることは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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