「辛い時に人間の本性出る」 内田篤人が明かす欧州でプレーするのに必要な“3か条”とは?

元日本代表DF内田篤人氏【写真:DAZN 】
元日本代表DF内田篤人氏【写真:DAZN 】

「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の未公開シーンで明かす

 元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の未公開シーンで、日本代表FW林大地(シント=トロイデン)との対談を披露。林が内田からの言葉に共感したエピソードや、内田が考える欧州でプレーするのに必要な“3か条”を明かした。

 林は履正社高校から大阪体育大学に進学し、2020年サガン鳥栖に入団。昨夏、海外挑戦を決意し、シント=トロイデンへ移籍した。1年目を25試合7ゴール1アシストという結果で終えている。

 YouTubeに公開された「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の未公開シーンでは、内田と海外挑戦にあたっての“タフさ”について話した。ドイツの名門シャルケで長らく活躍していた内田は、“孤独感”を味わうことがあったという。

「攻めの選手はシュート外したシーンとか、DFは失点に絡むはミスとか試合後の車の中とかずっとぐるぐると回って、家帰って。1人なのよ、海外は。それが結構きついところ。上手くいかなかったときの孤独感は行ってみないと分からない。そうやってタフになっていく」

 これを受けて、林も「内田さんが行く前にタフさが重要やと言ってたんですけど、それを身をもって感じた」と共感。「Jリーグにいた時よりも練習もめちゃくちゃするし、当たりも激しくなってくるし、プライベートでも精神的にガッと(落ち込むことも)なる環境にいるときにやっぱり、タフさいるな、とめちゃくちゃ思いました」と、シーズンを通して精神的に鍛えられたと明かした。

 “大先輩”の内田は「欧州で活躍するためにどうすればいいですか?とか質問たまにあるんだけど、根性と身体能力だよ、と。言ってしまいますもんね。結局、魂! 辛い時に人間の本性出るので」と、海外でプレーするにあたっての必要な“3か条”を説いた。

 日本代表に定着するためにも、さらなる飛躍が求められる林。内田の助言を胸に来季もゴールを目指していくはずだ。

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