“ゲームメーカー”メッシがレスター戦で圧巻の3点演出! 地元紙9点の異例評価で大絶賛

「彼のブーツが全ての危険なプレーを生んだ」

 3日(日本時間4日)に行われた親善試合インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバルセロナ対レスターは打ち合いの末に4-2でバルサが勝利した。スペイン紙「スポルト」はバルサの選手を採点し、3得点に絡んだFWリオネル・メッシに10点満点中9点をつける高評価でエース健在を讃えた。

 昨季リーガ王者とプレミア王者の激突で輝いたのはやはりメッシだった。前半26分中央のメッシは左サイドのFWムニルにスルーパスを通すと、左足でシュートをゴール右隅に流し込んで先制した。続く同34分にはメッシからの華麗な浮き球パスをエリア右で受けたFWルイス・スアレスが強引なドリブル突破から追加点をゲットした。

 そして、終了間際にはメッシの左サイドへ大きく展開からL・スアレスが中央のムニルへ完璧な浮き球のパスを通した。ムニルも完璧なトラップで応え、シュートを左足で冷静に流し込んだ。メッシは前半の3得点にすべて絡み、司令塔アンドレス・イニエスタ不在のチームで卓越したゲームメーク能力も見せつけた。

 キャリア最悪のオフを過ごした。脱税問題でバルセロナの裁判所から父親と共に有罪判決を受け、6月のコパ・アメリカ・センテナリオの決勝チリ戦でPK戦で敗れ、傷心のあまりに代表引退を宣言した。ドン底から心機一転の意味を込めたのか、金髪に染めたメッシに対して、同紙も称賛の声を挙げている。

「レオがいるとき、チームは非常にスムーズにプレーした。相手守備を切り裂く鮮やかなパスなど3ゴールを含めて、彼のブーツによって、すべて危険なプレーを生んだ。メッシのチームメートは冷静により多くのゴールを狙うことができる」

 

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