3年前の“伝説”再び フランクフルト鎌田、決勝弾の活躍で海外注目「ロンドンが彼の最高を引き出すのか?」

ウェストハム戦でゴールを決めたMF鎌田大地【写真:ロイター】
ウェストハム戦でゴールを決めたMF鎌田大地【写真:ロイター】

鎌田大地はウェストハム戦で決勝ゴールを挙げた

 ドイツ1部フランクフルトは現地時間4月28日、敵地で行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝の第1戦でウェストハムと対戦し、2-1で勝利した。フル出場の日本代表MF鎌田大地は決勝ゴールを決めて、白星の立役者となった。

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 フランクフルトは開始直後からチャンスを掴む。試合開始49秒で鎌田が起点となり、ペナルティーエリア内からFWラファエル・サントス・ボレがクロスを上げるとMFアンスガー・クナウフが強烈なヘディングシュートを決めた。その後、同点とされるが、試合を決めたのは鎌田だった。

 後半9分、ゴール前にポジションを取っていた鎌田は味方のシュートのこぼれ球を押し込んだ。この1点リードを守り切り、フランクフルトは決勝進出へ大きな白星を手にした。

 米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」公式ツイッターは、「フランクフルトがリードを奪った。鎌田はロンドンでのゴールが大好き」と投稿。鎌田が過去に“ロンドン”で挙げた2ゴールを思い出すようなツイートを公開した。

 鎌田は敵地で行われた2019年11月28日EL第5節アーセナル戦で2ゴールを挙げて逆転勝利に貢献。前半にアーセナルにリードを奪われたなか、後半10分に右サイドからパスを受けると反転し、DFをかわして左足でゴールを決めた。EL初得点で同点弾を奪うことに成功すると、同19分にCKのこぼれ球に対して右足を一閃。ゴール左下へ沈める勝ち越し弾を奪取すると、これが決勝点となり、チームを勝利に導いて見せた。

 同メディアのサッカー記者ジェームズ・ベンゲ氏も自身の公式ツイッターで、「鎌田大地はいつもこんなに素晴らしいのか? それともロンドンが彼の最高を引き出しているのか?」と投稿。3年前のゴールが脳裏に浮かんだようだった。ファンからも「伝説」「ロンドンを愛しているね」「彼は素晴らしい」とコメントが相次いだ。

 今季ELでは5ゴール目となった鎌田。得点ランクでは4位タイに並んでいる。決勝進出“王手”に導いた鎌田はホームでの第2戦でどのような活躍を見せるのだろうか。

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