「バルサ、シティにふさわしい」 J1京都の“圧巻パスワーク”を海外絶賛…12タッチ→得点シーンに仰天「とてつもない」

ゴールを決めた京都DF荻原拓也(※写真中央)【写真:Getty Images】
ゴールを決めた京都DF荻原拓也(※写真中央)【写真:Getty Images】

自陣からパス12本をつなぎ、フィニッシュへと持ち込んだ柏戦の先制シーンが話題

 J1京都サンガF.C.の華麗なパスワークシーンが、海外メディアで話題を呼んでいる。自陣からパス12本をつなぎ、フィニッシュへと持ち込んだ一連のプレーを「バルセロナ、あるいはマンチェスター・シティにふさわしい、壮大なゴール」と称えている。

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 アルゼンチン紙「Ole」が「とてつもないゴールが目撃された」と熱視線を注いだのは、4月17日に行われたJ1リーグ第9節、京都がアウェーで柏レイソルと対戦した一戦の先制シーンだ。

 前半13分、京都は自陣後方でDF白井康介がDF井上黎生人へバックパス。井上はGK上福元直人へつなぎ、相手が寄せてきたところでDF麻田将吾へ預ける。ゴールライン際でパスを受けた麻田は、ゴール前を横切る大胆なパスを通し、逆サイドの井上へ届けた。

 ここからさらに、華麗なパスワークが展開される。ボールはペナルティーエリア(PA)内でボールを持った井上からサポートに来た白井へ。白井からFWピーター・ウタカ、MF福岡慎平とダイレクトでつながり、中央から駆け上がったMF武田将平へ展開。ボールを持ち出した武田から、右サイドハーフのMF山田楓喜、中央の福岡、PA内のMF松田天馬とパスがつながり、最後はDF荻原拓也が右足シュートを突き刺した。

 自陣からつないだパスは実に12本。個々が連動する見事な崩しからのフィニッシュを、記事では「ペップ・グアルディオラ率いる歴史あるバルセロナ、あるいはマンチェスター・シティにふさわしい、壮大な動きを完成させた」と称賛。「柏レイソルがボールをインターセプトできないまま12本のパスが通り、左サイドバックの荻原が右足で見事なゴールを決めてプレー終了!!」と報じた。

 曺貴裁監督の下、12年ぶりのJ1昇格を果たして臨む今季、ここまで4勝3分2敗の5位と健闘が光るチームの組織力は、海外メディアでも脚光を浴びていた。

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