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移籍破談の悲劇を味わったドルトムントDF 問題発覚の肋骨は手術成功も年内休養へ
苦難のオフを過ごすスボティッチ リハビリは3カ月後からスタート
ドルトムントで日本代表MF香川真司と同僚のセルビア代表DFネヴェン・スボティッチが、肋骨の手術を受けて無事成功。しかし、年内は休養に充てるなど長期リハビリに臨むこととなった。メディカルチェックに引っかかってミドルスブラ移籍が破談となるなど、スボティッチにとっては苦難のオフシーズンとなっている。独紙「キッカー」が報じた。
トーマス・トゥヘル監督の下では出番の少ないスボティッチは、今夏の移籍を決断し、プレミアリーグ移籍を目指していた。恩師ユルゲン・クロップ監督の待つリバプールも候補に上がっていたが、元スペイン代表GKビクトール・バルデスを獲得するなど積極補強に乗り出す昇格組ミドルスブラ移籍が間近となっていた。しかし、メディカルチェックで肋骨に問題が発覚したため、移籍話が破談となる悲劇を味わっていた。
そしてスボティッチは肋骨を1本除去する手術を受け、無事に成功したことを自身のインスタグラムでファンに報告した。ただし、年内は休養することが決まり、当面は3カ月後からのリハビリスタートを目指すことになるという。昨季も腕の血栓症によって長期離脱を経験するなど、苦難の時期を過ごしている。
2010-11シーズン、11-12シーズンのブンデスリーガ二連覇を知る実力者はイングランドで復活を目指すはずだったが、あえなくその挑戦も泡と消えた。1日も早く健康な体を取り戻し、再びピッチで躍動するスボティッチの姿を見たいと、多くのファンが願っている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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