退団、除外とトラブル続きのエジル 元アーセナル同僚が告白「全員との間に問題があった」
元アーセナル同僚のスペイン代表DFモンレアルがエジルについて言及
元ドイツ代表MFメスト・エジルは先日、トルコ1部フェネルバフチェのトップチームから除外されたことが発表された。前所属のアーセナルでも戦力外となって退団するなどトラブル続きだが、元同僚のスペイン代表DFナチョ・モンレアル(レアル・ソシエダ)は「エジルの問題は、全員との間に問題があったこと」と明かした。英誌「フォー・フォー・ツー」が伝えている。
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エジルはレアル・マドリードとアーセナルで10番を背負うなど、世界屈指のプレーメーカーとして名を上げた。ドイツ代表の一員として2014年ブラジル・ワールドカップ制覇にも貢献している。
しかし、13年からプレーしていたアーセナルでは徐々に出番を失っていき、ウナイ・エメリ前監督やミケル・アルテタ監督の下で構想外となった。21年の冬にフェネルバフチェへ移籍したが、今月24日にトップチームのメンバーから除外されたことがアナウンスされた。これも監督との対立が理由だと報じられている。
アーセナルでエジルとともにプレーした経験があるスペイン代表DFモンレアルは、トラブル続きの元同僚について次のように語っている。
「エジルの問題は、全員との間に問題があったことだ。(アーセン・)ベンゲルとは残念な終わりを迎え、最後の数試合でプレーできなかった。エメリは彼をチームに戻してリーダーにしようとした。エメリはメストに大きな自信を与えてたくさんプレーさせたけど、監督は他のチームメイトの方がいいコンディションであることを理解していた。エジルはチーム最高の選手で、最も高い報酬を受け取っていた選手の1人だけど、彼が要求されているレベルに達していないことを見抜いていた。みんなとも仲は良かったけど、怪我で多くの試合を欠場していたからね」
モンレアルはエジルが周囲との問題を常に抱えていたと明かしている。また、怪我も多かったエジルはクオリティーの面でもレギュラーになれるレベルを維持できていなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)