昨季の本田のライバルが過激な監督批判 太り過ぎ疑惑のQPRターラブが「レドナップは練習を見もしない」

深まる溝

 トットナム時代も師弟関係だったレドナップ監督に対して反旗を翻した。その口は、もう止まらなかった。
「ウェストハムはうちのチームよりも戦力的に上とは言えないが、彼らは戦術的に整備されている。ボールをロストするたびに失点している。何とかしないとね。チームが機能すれば1人1人の無駄な運動量は減る。誰かが100メートルダッシュしても、相手に三角形の形でボールを回されたら、絶対にボールは取れない。全員が10メートルずつ連動して動けば、形になるのに、それができない。あいつは分かってない。コーチ陣もハリーには何も言えない。最下位にいるべくしているんだ」
 昨季の後半はミランのクラレンス・セードルフ元監督に重用され、サイドで鋭い突破を披露した。同じサイドの攻撃的MFでポジションを争った本田は今季公式戦7試合6得点2アシストと絶好調だ。わずかの間で2人は大きく明暗を分けている。公然と監督批判を展開したことで、その確執はさらに深まった。もう誰も2人の溝を埋めることはできないかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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