オーストラリア戦、現地ファンが日本代表を応援するシーンに脚光

　森保一監督率いる日本代表は、3月24日に行われたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第9節でオーストラリアに2-0と勝利し、7大会連続のW杯出場を決めた。日本サッカー協会（JFA）公式YouTubeチャンネル「JFA TV」では、大一番の舞台裏を公開し、日本サポーターの声出し姿に「感動して泣けた」「やっぱ声出し最高だな！」と反響が広がっている。

　試合は後半44分、日本が右サイドを崩し、途中出場のMF三笘薫（ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ）が押し込んで決勝ゴール。さらに同アディショナルタイムには三笘が左サイドからドリブルで相手4人を翻弄し、追加点を奪って2-0と勝利を収め、7大会連続のW杯出場を決めた。

　そんなアウェー戦の様子を「JFA TV」が紹介。「ワールドカップ出場権獲得、大一番の舞台裏」と題した映像では、前日練習の様子から試合後の祝杯シーンまで収録している。

　また、オーストラリアのシドニー西部近郊の「スタジアム・オーストラリア」で行われた試合には数多くの日本サポーターも駆けつけており、「オ～、バモニッ～ポン！」と日本を応援するチャントが響く。動画では「※オーストラリアでは野外のスポーツイベント等での声出しが可能」と注釈も入っており、新型コロナウイルス禍のなかで広がった光景に心を打たれるファンが続出した。

　コメント欄では「久しぶりに日本代表のチャント聞いて感動して泣けた」「日本サポーターよく声が出ていて素晴らしかった！」「やっぱ声出し最高だな！」「声出し応援羨ましい」「チャント聞こえてきた時は久し振りすぎて鳥肌立ってしまった」などの声が上がり、日本のW杯出場決定と相まって感動が広がっていた。

　なお、コロナ感染対策として、日本での試合開催時では原則、観戦時の声出し禁止ルールが敷かれている。