34歳メッシ、カタールW杯後に代表引退か 「多くのことが変わるだろう」と“匂わせ発言”が話題

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】

ディ・マリアがSNSで代表引退を示唆、メッシにも代表との“別れ”が浮上

 アルゼンチン代表は3月25日(現地時間)、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選でベネズエラ代表とホームで対戦し、3-0で勝利した。試合後、FWアンヘル・ディ・マリアは自身のインスタグラムを更新し、エクアドル代表と戦う南米予選最終戦が自身にとってアルゼンチン国内で最後の代表戦であることを示唆。また、34歳FWリオネル・メッシにも、11月のカタールW杯がアルゼンチン代表として戦う最後の機会になる可能性が浮上している。英メディア「Talk sport」が報じた。

 ベネズエラとの一戦で、前半35分に先制したアルゼンチンは、後半34分にディ・マリアがゴールを決めて2-0とリードを広げると、その3分後にはディ・マリアのパスからメッシがゴールを決め、3-0の快勝を収めた。すでにカタールW杯出場を決めている南米予選2位のアルゼンチンは、勝ち点を38まで伸ばしている。

 29日にはエクアドル代表との南米予選最終戦が控えており、アルゼンチンにとってはこの試合がW杯前最後のホームゲームとなる。34歳のディ・マリアは自身のインスタグラムで「この試合がもしかしたら、このユニフォームを着てアルゼンチンで戦う最後の試合かもしれない」と感謝の言葉を綴り、代表引退を示唆した。

 そんななか、絶対的エースのメッシにも、代表引退の噂が浮上。試合前日には、リオネル・スカローニ監督が「間違いなく、この試合は(W杯前)最後の試合になる。メッシはアルゼンチンに最高の形で別れを告げて、未来がより良くなるように期待できるだろう」と、コメントしていた。

 そして、試合後にはメッシも「僕がW杯後にどうするかは分からない。どうするべきか考えている。カタール後、多くのことを見直さなければいけない。目の前のことを考えている。次のエクアドル戦、そして6月と9月の準備の試合だ。これらが可能な限り、うまくいくことを期待しよう。でも、間違いなくW杯後には多くのことが変わるだろうね」とコメントし、代表引退をほのめかしている。

 アルゼンチンで一時代を築いてきた2人のレフティー。最後の大舞台となる可能性が高いカタールW杯でのパフォーマンスに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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