ドルト新加入のアタッカーが”あるもの”を持ち込み監督からお叱り 香川とのボール回し中に発覚

満面の笑みで左足のソックスから発見

 ドルトムントに新加入したUー21フランス代表FWウスマン・デンベレが練習場のピッチにあるものを隠し持っていたことがばれて、トーマス・トゥヘル監督からお叱りを受ける一幕があった。米スポーツ専門テレビ局ESPNが報じている。

 ドルトムントは21日から29日まで中国に遠征している。22日に上海でマンチェスター・ユナイテッドを4−1で撃破するなどノリノリのチームで、昨季レンヌでフランスリーグ最優秀新人賞に輝いたデンベレは強烈な輝きを放っている。後半12分には強烈なドリブル突破でチーム3点目を奪っていた。

 絶好調の若武者はスタジアムのボール回し練習中に、トゥヘル監督に悪事がばれてしまった。日本代表MF香川真司らとボール回し中に、指揮官に左足のふくらはぎ部分に携帯電話を隠し持っていたことがばれた。トゥヘル監督は倒れこんでいるデンベレのソックスから携帯を取り出すと満面の笑み。頭を携帯で軽く叩くとそのまま自分のポケットにしまいこんだ。

 そのまま、練習再開となったが、軽く叱責を受けたデンベレに対し、香川は腕を引き寄せて起こしてあげる優しさを見せていた。

 昨季の主将のDFフンメルス、MFギュンドアン、ムヒタリアンという実力者を引き抜かれたドルトムントだが、大型補強に成功し、チーム状態も上向きの様子。雰囲気の良さも垣間見れるデンベレのいたずらとなった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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