Jリーグ特任理事就任の中村憲剛氏、村井前チェアマンへ“感謝の言葉” 「思い出は山ほどあります」

元日本代表MF中村憲剛氏【写真:Getty Images】
元日本代表MF中村憲剛氏【写真:Getty Images】

村井満氏がJリーグチェアマンを退任、第6代Jリーグチェアマンに野々村芳和氏が就任

 Jリーグは3月15日、2022年度第1回社員総会および臨時理事会を開催し、野々村芳和氏が第6代Jリーグチェアマンに選任・就任したことを発表。前任の村井満氏は同日にJリーグ名誉会員に選任された。

 また、チェアマンの交代とともに新体制として「監事」「監事」「特任理事」も同時発表し、元日本代表MF中村憲剛氏も特任理事の1人として選ばれている。同日に中村氏は自身の公式SNSを更新。前チェアマンの村井氏との2ショットとともに、村井氏への感謝や、自身の新しい役職への想いを綴った。

 現在41歳の中村氏は、プロデビューから18年過ごした川崎フロンターレで2020年に現役引退。その後、川崎フロンターレリレーションズオーガナイザーや解説者、ロールモデルコーチ、登録制度改革本部の「JFA Growth Strategist(JFAグロース・ストラテジスト)」などさまざまな役職で活躍の場を広げており、3月15日にJリーグ特任理事にも選任された。

 そんななか中村氏は自身のインスタグラムに、前チェアマンの村井氏との2ショットをアップ。「村井さん、チェアマンとして在任された4期8年間、本当にお疲れ様でした。初めて対談した時のこと(今思えば冷や汗もの)、MVPを受賞した時や初優勝した時にかけていただいたお言葉、大怪我をした時や引退に際してかけてくれた温かいお言葉は今でも覚えておりますし、村井さんとの思い出は山ほどあります」と感謝の言葉を綴ったほか、新たにJリーグ特任理事に就任したことへの想いについても明かしている。

「僕はJリーグに育ててもらいました。その恩返しではないですが、18年の中で自分が培ってきたものを少しでも還元し、村井さんたちはじめ先人の方たちが築き上げてきたJリーグ、そして日本サッカーの更なる発展に貢献していきたいと思います」

 この投稿にファンからは「頑張ってください!」「就任おめでとうございます」「フットボールと共に」「笑顔が同じ」と祝福のコメントが集まっている。現役時代に数々の功績を残してきた中村氏。第2のサッカー人生へ決意を新たに、異なる立場で再びJリーグに貢献する姿にますます期待が懸かる。

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