移籍金ゼロで獲得可能な「無所属ベスト11」 来季から“巨額放映権料”が入るJリーグ勢も積極参戦!?

英メディアが特集 4-3-3システムに当てはめて選出

 移籍市場が活発化するなかで、昨季をもって所属チームを契約満了になり、新チームが決まっていない選手たちがいる。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、「無所属選手ベストイレブン」と題して特集を組み、世界中のクラブが移籍金なしで獲得できる選手を4-3-3システムに当てはめて選出している。そこには、意外な名手の名前も浮上している。

 まずGKは、昨季に“奇跡”のプレミアリーグ制覇を成し遂げた日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティを退団した元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァーが選出された。43歳の大ベテランは1年半をレスターで過ごしたものの出場機会に恵まれず、昨季限りでチームを去った。

 右サイドバックは、レアル・マドリードを退団した元スペイン代表DFアルバロ・アルベロア。日本代表FW本田圭佑が所属するACミランが獲得に乗り出し、加入は決定的と報じられているが、現時点では正式発表されていない。左サイドバックは、リバプールを退団したスペイン人DFホセ・エンリケが名を連ねた。昨夏の時点でプレシーズンツアーのメンバーから外れ、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリと練習場でセグウェイを乗り回す余裕を見せていたが、新シーズンに向けてチーム探しの必要に迫られている。

 センターバックコンビは、ユベントスを退団したウルグアイ代表DFマルティン・カセレスと、リバプールから退団の元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレが並ぶ。カセレスは昨季に愛車で交通事故を起こした。イタリア最大手の自動車メーカーである「FIAT」をスポンサーに持つユベントスは、伝統的に車のトラブルを起こした選手には厳しいだけに、契約の最終年で痛い事故となってしまった。

 

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