開幕3戦未勝利の浦和、ロドリゲス監督が嘆く“アタッカー不足” 「ポジションのバランスが悪くなっている」

ユンカーや大久保、松尾らがベンチにも入れず

 一方で、今季は縦に速く往復の激しい試合展開が目立ったなか、岩尾と小泉が同時出場したこの試合では相手の間を取りながら前進し、ゴール前に人数をかけていく展開が見られた。指揮官は「アイデアとしては、こういうやり方だと思う」と、チームの基本的な狙いはこの方向性にあると話し、「今回のパフォーマンスに満足はしている」と、試合内容には一定の評価を下した。

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 ストライカーとして期待される昨季途中加入で9得点のFWキャスパー・ユンカーや、MF大久保智明、MF松尾佑介といったサイドアタッカーがベンチにも入れず、さらに明本は出場停止だった。

 ロドリゲス監督は「今回は疲れもあると思うが、現在起こっている問題は前線の選手の怪我人で、スタートからの選手、途中から入る選手、ポジションのバランスが悪くなっている。60分、65分くらいの疲労が溜まってきたなか、純粋なポジションの選手を入れるのが困難。違ったポジションでもしっかりプレーしてくれている選手には感謝しているが、早く全員が揃ってやれることを願っている」と、アタッカー陣の戦線復帰を待ち焦がれている。

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