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“傷心オフ”のメッシ、バルサ合流は最短で8月1日か ICC初戦は欠場へ
クラブスタッフが明かす 7月30日のICCセルティック戦は欠場濃厚
コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝で悲劇的な敗戦を喫し、アルゼンチン代表からの引退を発表したバルセロナFWリオネル・メッシの“傷心オフ”は、もう少し続くことになりそうだ。クラブスタッフが、メッシは早くても8月1日までチームに合流しないと語ったと、スペイン紙「スポルト」が報じている。
メッシは現在、世界屈指のリゾート地イビサ島に滞在。自身のヨットの数十メートル先では、欧州選手権(EURO)でポルトガルを初優勝に導いたレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドも休暇を楽しんでいるが、メッシも心身両面でリラックスした時間を過ごしている。
クラブはメッシが、南米選手権を6月26日まで戦ったことを考慮し、他のチームメイトと同じ1カ月強のオフ期間を設けることを決めた。同じく南米選手権決勝を戦ったDFハビエル・マスチェラーノとGKラウール・ブラボ、そしてEUROのスペイン代表だったDFジェラール・ピケやMFアンドレス・イニエスタらも、クラブからのオフ期間延長の許可を待っている状況だ。
そのなかでまたしてもA代表でタイトルを逃し、大きな傷心を抱えたメッシに対してはクラブも最大限の配慮をしており、7月いっぱいはオフ期間、チームに合流するのは早くても8月1日とクラブスタッフが話しているという。開幕前に各国クラブが戦うプレシーズンマッチ「インターナショナルチャンピオンズカップ2016(ICC)」で、バルサは現地時間7月30日にセルティックとの初戦を迎えるが、メッシはこの試合に参加しないことになる。
バルサは同大会で、8月3日にFW岡崎慎司が所属するレスターと対戦する。ここまでにメッシは心身ともリフレッシュして、ブラウグラーナのユニホームに袖を通すのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images