FC東京のベテラン長友佑都が感嘆、川崎DF山根視来の「勉強になる」プレーとは?

試合前の挨拶にも注目! 長友の家長への挨拶、それを笑う山根の構図

――長友選手は開幕戦のカードが『多摩川クラシコ』に決まった時、どのような印象を持ちましたか?

長友 フロンターレは、近年、最強のチームですし、そのチームと戦えることは非常に楽しみですね。僕らも、監督が代わったり、選手が結構入れ替わったりしています。代表活動で、チームへの合流が遅れたぶん、どういうサッカーができるのか楽しみですし、それが最強のフロンターレにどれくらい通用するかも確かめることができますからね。あとは、視来だったり、アキ(家長昭博)だったりとか……。

山根 フハハハハ(爆笑)。

長友 なに笑ってんだよ(笑)。俺が「アキ」って言ったらいけないのかよ。同い年だぜ、家長さんは! 俺にとって夢のような、憧れのような人だからね。

山根 いやいや、前回対戦の時、初対面でいきなり「アキ!」って、握手しに行っていたから(笑)。

長友 そこをちょっと説明させてもらうと、僕は家長選手と同年代で、中学生の頃から憧れてリスペクトしていて、すごく身近に感じていたんです。それで昨年の多摩川クラシコの時、初対面だったんですけど、試合前の整列時に「おー! アキ!! よろしくな!」って声をかけに行ったら、横で視来が「初対面だろ、この人たち!」って、めちゃくちゃ笑っていて。

山根 アキさんはあまり初対面から打ち解けるタイプの人ではないので、横で見ていてめちゃめちゃ面白かったですね。ちょっと敬語で返していましたから(笑)。

長友 同年代で憧れだった家長選手とも勝負ができますし、日本代表で一緒に戦っている視来とも勝負ができるので、フロンターレとの開幕戦はすごく楽しみです。ファンのみなさんも、見どころがたくさんあるので、楽しみにしてくれていると思います。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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