現地時間2月2日に宿敵レンジャーズ戦、ポステコグルー監督が出場の可能性に言及

　日本代表FW前田大然が、所属するスコットランドの名門セルティックが臨む“オールドファーム”に強行出場する可能性が浮上している。スコットランド紙「ヘラルド」がアンジェ・ポステコグルー監督のコメントを報じている。

　セルティックは、現地時間2月2日にグラスゴー・レンジャースとのライバル対決、年間で最も重要なゲームとも位置付けられる対戦を控える。そのタイミングで日本代表に前田、オーストラリア代表にMFトム・ロギッチが招集されている。

　両者とも、試合のある地域の時間で1日にプレーをするが、前田は日本から、ロギッチはオマーンからの移動になる。試合日の午前中に帰国する状況でも、ポステコグルー監督はベンチ入りの可能性はあると語った。

「彼らをあり得ない速さでここに飛んで来させることができる超音速の乗り物を見つけたい。そんな私の願望とは関係なく、試合当日に戻ってくるだろう。もし、前日にプレーした場合、その日の夜にプレーすることは難しいが、参加しないなら復帰させるチャンスはある」

　前田は1日のサウジアラビア戦の後半23分に、FW大迫勇也との交代でピッチに入ってプレーした。ポステコグルー監督の話す「前日にプレーした場合」には当てはまるが、試合全体の4分の1ほどというプレータイムをどう評価するか。

　場合によっては、日英にまたがり2日連続で試合に出場する前田の姿が見られるかもしれない。