日本代表、最終予選5連勝! 南野&伊東弾で2-0快勝…グループ首位サウジに勝ち点1差

伊東純也(画面中央)の1ゴール1アシストの活躍で日本代表が勝利【写真:AP】
伊東純也(画面中央)の1ゴール1アシストの活躍で日本代表が勝利【写真:AP】

アジア最終予選の大一番、ホームのサウジアラビア戦に臨む

 日本代表は2月1日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の大一番、ホームのサウジアラビア戦に臨み、MF南野拓実のゴールとMF伊東純也の最終予戦4試合連続ゴールにより2-0で勝利した。

 各組2位以内が本大会への自動出場権を獲得するなか、全10試合の7試合を終えサウジアラビアが6勝1分で勝ち点19の首位、日本は5勝2敗で同15の2位という状況で試合を迎えた。サウジアラビアは勝利すればグループ2位以内と出場権が決まり、日本は3位オーストラリアから勝ち点1差で追われているなかでキックオフを迎えた。

 主将のDF吉田麻也、DF冨安健洋の主力センターバックコンビが負傷欠場するなか、DF谷口彰悟とDF板倉滉がコンビを組むなど、日本を率いる森保一監督は1月27日の中国戦と全く同じスタメンを送り込んだ。序盤にサウジアラビアにボール支配を許す展開を迎えたものの、日本は徐々に戦況を好転させた。サイドから斜めに中央の背後を狙うボールが入り、そこにFW大迫勇也が飛び込む攻撃パターンも見せた。

 そうしたなかで前半32分、最終予選で3試合連続ゴール中の伊東がスピードを見せて右サイドを突破。そこから中央に入ったボールを大迫がスルーし、逆サイドから入ってきた南野がシュートを放つと、これが相手GKに当たりながらもゴール内に吸い込まれて貴重な先制ゴールに。南野の最終予選初ゴールによって日本は1-0とリードを奪ってハーフタイムを迎えた。

 後半の立ち上がりに日本はプレスでサウジアラビアの出鼻をくじくと同5分、左サイドから回ってきたボールをゴール正面からやや右サイドの位置で伊東が受け、浮き球をそのまま右足で強振。これがファーサイドのゴールネットに文字通り突き刺さって2-0と大きな追加点。伊東はこれで前回大会予選のMF原口元気に並ぶ最終予選4試合連続ゴールになった。

 森保監督は同23分に大迫とDF長友佑都に代え、FW前田大然とDF中山雄太を投入し、同32分には南野に代えてFW浅野拓磨を送り込んだ。サウジアラビアにボールを持たれる時間も長くなったが、相手の前線もコンビネーションが噛み合わずに日本が大きなピンチを迎える場面はほとんどなかった。

 このまま2-0で勝利し最終予選5連勝の日本は、勝ち点を18に伸ばしてサウジアラビアに勝ち点1差へ肉薄。日本時間の2日1時にキックオフされるオーストラリア対オマーンの試合結果次第では、完全な三つ巴の状況でラスト2試合を迎えることになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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