長友佑都、吉田&冨安不在に「僕は心配していない」と自信 「日本にはたくさんいい選手がいる」

日本代表DF長友佑都【写真:河合 拓】
日本代表DF長友佑都【写真:河合 拓】

「大丈夫、問題ないよと前向きにさせる」という自身の役割にも言及

 日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(1月27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦)に臨むなか、DF長友佑都(FC東京)がオンライン取材に応じ、DF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)が欠場するチーム状況について「僕は心配していない」と語っている。

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 キャプテンの吉田が負傷で不在となったのに続き、1月23日には冨安も怪我で不参加が決定。主力2人のセンターバックが不在となるなか、DF植田直通(ニーム)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、DF板倉滉(シャルケ)に加え、追加招集のDF中谷進之介(名古屋グランパス)らの起用が想定されている。

 長友は「吉田麻也も冨安もこれまで日本代表を支えてきた2人で、今回来られないのは残念だけど、日本にはたくさんいい選手がいる。代わりに出てもしっかり戦える選手がいるので、僕は心配していない」と自身の見解を示した。「コロナ禍で、ホームでできない可能性や海外組が来られない可能性もあった。そういう意味では、こうやって海外の選手も来られてできるのはポジティブだと思う」と前向きに捉えている。

 吉田と冨安の穴を埋めるのは誰なのか。起用法に注目が集まるなか、長友は自身の役割についても言及した。

「吉田と冨安の一番の強みは精神的に安定していることだと思う。だからこそ日本代表で活躍できる。いい時は誰でも活躍できるけど、悪い時やミスをしてナーバスになっている時に選手の力が出ると思う。そこで彼らは安定した強さを持っている。どの選手が出るか分からないけど、上手くいかない時にどうやって安定した精神状態を保てるかが試されていると思う。僕はそういう状態の時にも、落ち着かせるというか、大丈夫、問題ないよと前向きにさせるのも役割だと思う。だから、心配はしていない。経験のある選手も周りにいてカバーできるので」

 百戦錬磨の長友は自信を覗かせつつ、「吉田からは『今回いけないけど、佑都頼んだ』と言われた。その期待に応えるように頑張るしかない」と力を込めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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