マンCの独走を止められるクラブは存在する? “隙のない”攻守のストロングポイントを分析

自力で勝るシティの有利は変わらず

 鉄壁の守備も見逃せない。ここまでクリーンシート(無失点試合)は21試合中12試合で、13失点も総得点と同じくリーグナンバーワン。ブラジル代表GKエデルソンやDFディアスらワールドクラスのタレントを擁するディフェンス陣は盤石で、前線からのハイプレスも相変わらず相手の脅威となっている。攻撃面での活躍も際立つシウバは、ハイプレスの起点としても欠かせない選手となっている。

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 グアルディオラ監督体制も6シーズン目を迎え、チームの総合力の高さはプレミアでも際立っている。そのうえで今季はライバルの失速にも助けられ、独走体制に拍車がかかった。

 2位チェルシーは相次ぐ主力戦の負傷者続出に悩まされており、目玉補強だったはずのベルギー代表FWロメル・ルカクがここまで期待外れのパフォーマンスに終止。このストライカーがゴールを量産できていれば、引き分けが「7」という勝ち切れない状況は変わっていたかもしれない。3位リバプールも過密日程の影響か、現在2試合連続ドローと足踏み中。シティにとって優勝争いの最大のライバルはこのリバプールだと目されているが、アフリカネーションズカップの開催があまりにも大きな打撃となる。

 チェルシーは不動の守護神GKエドゥアール・メンディ、リバプールは目下得点ランクトップのサラー、FWサディオ・マネ、MFナビ・ケイタの3人がチームから離脱した一方で、シティは層の厚い前線からアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが抜けるのみ。手痛い離脱ではあることに代わりはないが、チェルシーやリバプールに比べれば影響は小さいはずだ。

 次節の本拠地チェルシー戦を前にグアルディオラ監督やアシスタントコーチのフアン・マヌエル・リージョ、トップチームの選手7人など計21名ものコロナ陽性者が出たと発表されたが、対するチェルシーもフランス代表MFエンゴロ・カンテとブラジル代表DFチアゴ・シウバの陽性が確認され、大一番を欠場する可能性が浮上している。厳しい状況なのはどこも変わらないが、そうなれば自力で上回るシティにやはり分があると言えそうだ。

 リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクはシティに追いつくためには「運も必要」と語っていたが、シティの独走に待ったをかけるのは至難の業ということを選手たちも感じているようだ。颯爽と首位を駆ける昨季王者はこのまま連覇への道を突き進んでいくのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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