香川同僚の20歳MFにドイツ代表初先発の可能性が浮上 開催国フランスとの大一番で輝きを放つか

負傷者続出のドイツ代表 緊急事態のボランチにバイグルかジャンを抜擢か

 ドルトムントの20歳の新星MFユリアン・バイグルが、欧州選手権(EURO)準決勝フランス戦でドイツ代表初先発を果たす可能性が浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 ヨアヒム・レーブ監督は7日の準決勝を前にした記者会見で、ドイツ代表MFサミ・ケディラ(ユベントス)が下腹部の故障でEURO準決勝フランス戦を欠場することを明言。主将のMFバスティアン・シュバインシュタイガー(マンチェスター・ユナイテッド)も故障で欠場危機のため、中盤でトニ・クロース(レアル・マドリード)とコンビを組むボランチの人選に頭を悩ませている。

 本職がボランチながら、右サイドバックで今大会活躍するバイエルンMFジョシュア・キミッヒの中盤起用を否定したレーブ監督は、二つの解決法を示した。今大会でまだ出番のないバイグルか、リバプールMFエムレ・ジャンの抜擢だ。

「彼らは違うタイプのプレイヤーだ。ジャンはいろいろなポジションでプレーできる。力強く、フィジカル的な強さを誇る上に、技術も高い。ジャンは最高に適応し、助けになってくれるかもしれない」

 

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