マジョルカ久保は「マスタークラス」 現地メディアが称賛「誰よりも抜きんでていた」

グラナダ戦に出場したMF久保建英【写真:Getty Images】
グラナダ戦に出場したMF久保建英【写真:Getty Images】

グラナダ戦でのプレーを現地メディア称賛

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間12月19日のリーガ・エスパニョーラ第18節グラナダ戦(1-4)で先発フル出場し、前半24分の同点ゴールシーンでは、完璧なサイドチェンジパスで起点となった。現地メディアは「誰よりも抜きんでていた」と伝えている。

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 久保は右膝の怪我により9月末から一時戦線から離脱していたが、11月27日の第15節ヘタフェ戦に途中出場して復帰。第16節のアトレティコ・マドリード戦(2-1)で逆転ゴールを決めると、12月16日のスペイン国王杯2回戦でリジャネラ(4部相当)とアウェー戦(6-0)では2アシストと出色のパフォーマンスを披露した。

 アウェーでのグラナダ戦では怪我から復帰後リーグ戦初先発を果たし、右サイドハーフとしてプレー。前半20分に先制を許すも、積極的に仕掛けながら攻撃にリズムを生む。すると同24分、久保が相手のマークを背負いつつ右サイド寄りのハーフウェーライン付近から一気にサイドチェンジパスを供給。これが左サイドのDFハウメ・コスタのもとへ届き、クロスからFWダニ・ロドリゲスの先制ヘッドへつながった。

 後半に3失点してマジョルカは敗れたが、スペインで唯一の英字日刊紙「Majorca Daily Bulletin」は「クボのマスタークラスも十分ではなかった」と見出しを打ちつつ、久保のプレーを称えている。

「マジョルカはクボの素晴らしいパスから同点としたあと、後半に行方不明になった。日本のセンセーションは誰よりも抜きんでていて、前半は見るのが楽しかった」

 久保は怪我の影響は感じさせないパフォーマンスを見せており、今後に期待したいところだ。

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