イングランドの迷将ホジソンの”7つの大罪”  ベテラン代表組が歴史的敗退生んだ珍采配を大批判

ルーニーMF起用にも論争が

 三つ目の失敗はグループステージ第3戦でのターンオーバー策の失敗。「スロバキア戦で先発6人を交代し、勢い失った。そして、ドローに終わる」。第3戦のターンオーバーの結果、イングランドはアイスランドと激突することになった。国際大会出場初の小国相手でドローには恵まれたが、チームとしての勢いは失った。

 四つ目の失敗はGSで好調だったアタッカーの先発落ちだった。「アイスランド戦でなぜアダム・ララーナを先発起用しなかったのか理解できない。GSで印象的なプレーを見せていたのにも関わらず」と指摘している。リバプールの技巧派はチャンスメーカーとして機能していたが、16強前には故障も伝えられていた。それでも、好調のララーナ先発落ちは選手も首を傾げていたという。

 5番目の失敗は主将の起用法。「中盤でウェイン・ルーニーを起用するメリットは選手間でも議論になっていた。イングランド代表で中盤での出場は初だった」ルーニーはユナイテッドと大会序盤で好機を演出していたが、アイスランド戦では先制のPKを決めたが、後半はミスパスを連発。失速の一因となっていた。

 

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