イングランドの迷将ホジソンの”7つの大罪”  ベテラン代表組が歴史的敗退生んだ珍采配を大批判

唐突な4-3-3と特定の若手への執着

 第1の失敗はシステム面だ。「4−3−3システムのサプライズ導入。2016年の親善試合ではほとんど適用されていなかった」と指摘している。

 W杯予選やEURO予選などで安定していた定番の4-4-2システムを放棄し、本大会で思いつきの4-3-3システムを本大会で緊急導入。機能したとは到底言えなかった。

 二つ目の失敗は不発の若手の抜擢だ。同紙はその象徴として「アイスランド戦でのラヒーム・スターリングの起用に対する疑問。大会を通じて自信喪失の兆候を見せていた」と挙げた。

 マンチェスター・シティの若武者は16強で先制点につながるPKを手にしたが、それ以外の1対1の局面ではボールロストを繰り返し、チームにピンチをもたらした。不調のスターリングの重用は英国民の怒りを呼んでいたが、チーム内でも疑問の声が上がっていた。

 

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