運命の再会を控えるスペインとイタリア EURO16強で実現した前大会決勝カードに名手シャビも「あまりに早い」

「イタリアには“怪物”はいないが…」

 すでに16強突破を決めていたグループリーグ最終戦で両チームとも敗れた。それまでの2試合は素晴らしい内容だったという。イタリアは近年タレントに恵まれていないが、それでも脅威だという。

「イタリアにはワールドクラスのビーストはいないが、エデルとペッレはどんな局面でもゴールできる。セットプレーでの武器もある。デ・ロッシ、バルザーリ、ボヌッチ、キエッリーニはすべてのセットプレーを危険にする。インシーニェとインモービレもいる。ベンチにも偉大なタレントがいる。イタリアはハードワークを基調としている。ペッレとエデルもフィジカルタイプの選手だ。グループのために犠牲となれる。だから、彼らは代表に選ばれたのだろう」

 司令塔は豊かな見識を示した。セットプレーとハードワークという鉄壁の守備を誇るコンテ流における脅威を説明した。

 

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